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ソウル生活〜

ソウル生活〜

2004年文化祭

<2004年文化祭>


金曜日と土曜日は高校の文化祭。

名前は ”Rose Festa”

生徒の文化祭への力の入れようは、そりゃ半端じゃない。

もう学校生活のすべてが文化祭のためのような生徒が
かなり日本語科にはいる。

金曜日は各クラブの催しものがあった。

生徒は色々なものを作って、売ってお金を稼ぐ日。
生徒に捕まったら、買わされるので、生徒にはなるべく会わないようしなきゃいけない日。一つ一つは安いけど、塵も積もれば何とか~かなりお金を使うのだ。

生徒に見つからないように、こっそり職員室へ行きたかったのに、校門をはいったところで

ほしそらセンセー、とドイツ語科の男の子に両脇から固められ

焼き芋、綿菓子を作っている所へ連れて行かれて

焼き芋 千ウォン

綿菓子 500ウォン

買わされた。ああん、どうせ買っても生徒にむしり取られて、私の口には入らないんだけど。

かわいい女の子が「先生はただでいいです。^^」

と言ったら、そこにいた韓国人先生が

「いやあ、おまえ、なんでそんなこと言うのだ。ちゃんとお金もらってよ」

いやあん、怖い、私、生徒にお金はちゃんと払ってあげるつもりですよ。



とりあえず両手に焼き芋、綿菓子を持って運動場の隅を走って校舎の中へ

前もって

「ほしそらセンセー、私たちは何々をどこどこでしますから、きてください」

と行った生徒の同好会へは顔をださなきゃいけないだろう?

プラモデルクラブへGo--

こちらは入場料300ウォン。

紙コップ入りのお菓子をくれて、日本語ガイド付きでプラモデルを見学。

プラモデルと言っても、紙でドイツやフランスのお城を作ったり

ガンダム、姫路城を作って展示。

中にアニメをみるコーナーも設けてあって、アニメを見るなら500ウォン。

丁重にお断りをして

次のゲームクラブへGo

ここは訳のわからないところで

「愛の薬」を処方してもらって1300ウォン。
「愛の薬」の実態はお菓子なんですけど。
小学生が駄菓子やさんで買うようなお菓子。
かわいいけど、おいしいんかい?

フーセンダーツは100ウォン

これをしていたら、
ドイツ人、カナダ人の先生がやってきた。

生徒に早く「「愛の薬」を売りつけろ」

というのに

生徒たちは「私たちは英語が嫌いです」と言って
話しかけないのだ。

私が売りつけてやろうとしたのに、
けちなカナダ人は財布を開けようとしない。
買ってやれよ、せっかく生徒たちが準備したのに。

ドイツ人はフーセンダーツを500ウォンして
フーセンの中から500ウォンの当たり券がでてきたので
また、500ウォンもらちゃった。

やらなくていいよ。500ウォン。私より給料高いんだから、と心の中で叫んだけど・・・聞こえないわな

廊下で会った生徒はフーセンを千ウォンで売りつけるお仕事。

はいはい、ご協力しますよ。

花火を売りに回っているかわいい生徒。
はいはい、買いますよ。千ウォン也。

どこでいつ花火するんだ?寒いよ。

と小学生なら泣いて喜びそうな買い物をしながら職員室へたどりつき

一仕事してから

映画をみに視聴覚室へ

映画もちゃんと脚本を書いて作った映画なので
結構見ごたえあり。

韓国語だから完璧にはわからないけど、生徒同士の恋愛だったり
ホラーだったり、ラブコメディーだったり

単純明快な内容なのでほとんどわかって生徒と一緒に大笑い。

次は講堂へダッシュ

ダンスクラブの催し

1年生の日本語科の女の子が

「ほしそらセンセー、絶対見てください。一番前の席でみてください」とうるさかったので、これも見ないとうるさい。

ダンスは男の子も、女の子も

テレビに出てくる芸能人とまったく同じに私の目には見えた。

みんな、うまいじゃん。

女の子は手と足がながーーーーーい、のがよくわかる。

大体は細くて、少しスタイルのいい生徒がダンスをやっているのだが、一人少々太めの女の子がいた。

勇気ある女の子だ。拍手。

ダンスの次はロック・バンドの演奏

前に韓日カラオケ大会に出場したホンスンギが、ロックの帝王として最後に出てくる。

ホンスンギのお母さんもちゃんと見にきている。

お母さん「先生、すみませんね、うちの子供、全然勉強しないでしょう?あそぶばかりで・・・」

ほしそら「そうですね。勉強しませんね。一生懸命遊んでますね。でも、性格がいいからかわいいです。あはは」

どうしよう、思ったことそのままお母さんに言っちゃった。
でも、お母さんも性格のいいお母さんで、その後スンギの話しをして笑いあった。ごめん、ホンスンギ。

前座のロックバンドはやっぱり前座。

ホンスンギが出てくると、講堂の中の悲鳴が一段と大きくなる。なかなかカリスマがあるんじゃないの、あんた。

いっぱしのロッカー気取りで、マイクスタンドを持って踊って唄って

かっこいいじゃん

ほしそら先生も椅子の上に立って、踊ってたら

あらら、大学院へ行く時間。

一日目は終わり

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文化祭、二日目はこちらをどうぞ


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